No.050 時代の終焉

 便-No.050(2006年1月8日号)



写真:
“寒ぅ~~い! でも負けないゾ”
        水道管が凍ってパンクしました。
  あの、ウィンドウレス鶏舎にはこーゆーことないんだろうけど‥‥
       1月7日AM8:00 たかたま鶏舎にて。

 

 時代の終焉

2006年、日本では史上初めて人口が減少に転じるそーです。
たまご業界も、人口増・消費増を前提として昭和の時代から一貫して規模が拡大に次ぐ拡大を遂げ “たまごは物価の優等生” に寄与してきましたが、そろそろ転機のよーです。 とはいうものの、大手業者さんはまだまだ更なる拡大を目論んでいます。

こーして、消費が増えない、あるいは減少傾向のなか、大手業者はますます巨大化、そして寡占化が進み、大手業者間でも熾烈な販売競争を強いられ、中小業者はすでに淘汰へのウゴキが始まったよーです。 そうした競争の中、以前本稿で述べた意味での “スーパーのたまご” は相変わらずのこと。 大手が大きくなればなるほど、競争がきびしくなればなるほど、経済指標優先による管理がきびしくなり、たまご本来の品質(おいしさ) はないがしろ(?)にされがちです。

いえいえ、大手業者さんの“スーパーのたまご”はヨクナイ、というのではありませぬ。 この“スーパーのたまご”もいろいろな事件をきっかけに10年前とくらべると格段の 品質向上 を果たしました。

しかしながら、慢性的生産過剰・相場低迷の中、過度な経済効率優先 という状況はあまり変わっていないよーで、たまご:食品本来の品質尺度 《おいしさ》 という部分ではほとんど進展がなかったよーに思えます。

そのことが、そしてまた、《たかはしたまご》がこの10年間少しずつではありますがおいしさという点で進化してきたことが、養鶏日記No.085でも記したように、遠方からお越しいただき、たとえ品切れ状態でも諦めずに、《たかはしたまご》をお待ちいただく、というお客様のご評価につながってきた気がします。

お客さまの要望は多様です。 大量生産の“スーパーのたまご”、“こだわりのたまご” どちらがいい、わるいではありませぬ。
しかし、冒頭のように、人口が減少に転じるとともに、作れば売れる大量生産一辺倒時代の終焉を迎えたことは確かなようです。 

     たかたまもビンボー脱出のチャンス??!!
            (*^m^*)

たまごグッズコレクション

お問い合わせ

個人情報保護方針

旧サイト

ページトップヘ