No.087 責任

たかはしたまご養鶏日記 No.087 2006年3月6日

写真:ようやく 春。
3月15日PM 3:00
たかたま農場近傍にて

 

  責任

民主党・愛鶏園。
いえいえ、政治ネタではありませんが・・・・
どちらも、幹部の責任 についてナニを考えているんでしょうか?

民主党;
若い議員さんが勇み足をしてしまったよーです。
これが、国政・公の場で50、60歳の人がやらかしたならそれこそ懲罰もの。
しかし、血気さかんな若い芽をこんなことで摘んでしまっていいんでしょうか。 経験の浅い若者が時に失敗をするのは当たり前。 しっかりと謝罪・反省することで許されるでしょう。 この未熟・血気さかんな若いひとを監督指導することこそが幹部の仕事であり、それが出来なかった最大の罪が党幹部にはあるはず。 与党との党首討論の前日、“楽しみにしてください” まで言っておきながら、何の結果も出せず最後は与党と笑顔で握手、という体たらく、私ならみっともなくて恥ずかしくて人前に出られません。 将来の日本を背負う人材を育てるという 『松下政経塾』 出身の英才がこんなもんなんでしょうか。 もちろん各論では優れた論客のよーですが、そして二大政党を標榜し、政権交代を訴えているよーですが、これでは日本のカジ取りをお任せすることは出来ません、、と考えるのは私だけではないはずです。

愛鶏園;
さまざまな疑惑を引き起こしてしまったよーです。
しかし社員である獣医師さんも、会社のためを思いやったことと思います。
そして、その責任を取らされて、彼らと会長が解雇されたとか。(ネット情報)
発覚後、全てを認めてすぐに全容を告白し謝罪すればそれなりで収まり、会社の対外的ダメージも最小限で済んだと思われますが、当局の捜査が入り逮捕者まで出てから自白し、しかも末端の兵隊さんをクビにして会社幹部は知らん顔??  では会社の信用回復もより一層むずかしいものとなってしまうでしょう。
特に、業界有名な養鶏会社の、著名な直属の上司(研究開発部長:獣医師)の下で働くヘイタイさん(若い獣医師)は上司から言われる違法作業に反対など出来よーもなく従って解雇。 実際かわいそう。
(解雇といったって会長は即相談役就任。)

上記2例、状況の違い、温度差はあるものの、、、
いずれも、幹部が部下の指導監督を放棄し、あるいは、違法作業を助長し、部下に責任を押しつけ(?)、隠せるモノなら成る可く隠し、自らに降りかかる災難を最小限にしてなんとか切り抜けよう、という思惑がいっぱい。  しかし隠しきれずに疑惑が発覚。 そして発覚後は、組織上層部には責任が及ばないように画策。
そんな図式がアリアリ。

過去の同類の事件から鑑みても、疑惑がもし本当なら、組織の最高幹部が、初期の段階で潔く告白、全ての責任を認め謝罪したほーが遙かに、対外的に良い結果がでるであろうことは容易に思いつくことだと思うんですが。

経験の浅い若者のは思いっきり仕事をさせ、
後の一切の責任は組織トップが負う‥‥

そんなことは夢そら事なんでしょうかねぇ。。。

いずれにしても、特に優良経営として業界の指導的立場にある養鶏会社・愛鶏園さんには一刻もはやく立ち直っていただきたいものです。

 

 

 

 

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