No.071 再建作業開始

 便-No.071(2014年12月9日号)


左;私 右:片桐社長

 



再建作業開始

普通の年でさえ年末になると多くのお客様にお越しいただき大混乱。たまご不足により多大のご迷惑をおかけしているのですが、今年は鶏舎崩壊により1/3の量のたまごしかありません。その上、先月日本テレビにて当農場をご紹介いただき(関東エリアのみ(*))、その直後から更にたくさんのメール&お客様にお越しいただき、大パニック。12月に入ってその影響はだいぶん収まってきましたが、それでも作業現場は大混乱・パニック状態が続いています。
年末押しつまってくると、どうなっちゃうのか想像も付かない状態。時にはお客さまと喧嘩??しながら、その日その日を現場対応でしのぐしかないようです。
・・・・ たぶん・・・・。

再建鶏舎:鶏舎専門業者、片桐産業さま。 最近当該業界でも廃業するところが多く、以前は数多くあった鶏舎専門業者はほとんどいなくなり、私が拘る木造鶏舎では、片桐産業さんの独占??状態。 さぞかし 搾取 されるのでは、と思いつつ、信頼おける人にご紹介をいただいてのことなので、そんなにおかしなコトにはならないだろうということで、再建仕事をお願いすることに。
決して安価ではありませんでした。 世の中、総じていえることは、高価で粗悪のものは多く見受けられますが、安価でよいものというのはまずあり得ず、そうした業者は早晩淘汰されていきます。そうした中で、他が廃業してゆく中で現在でも営々と仕事を続けているということ、やはり それなり のモノを感じます。

独占状態で仕事を数多く抱えている?せいか、遅れ気味ですが、ようやく柱が建ち上がりカタチが見え始めました。
・・・・それにつれて、借金が積み上がっていくようで複雑な気分・・・・
契約書によると竣工は年明け1月20日。そしてすぐに、9月に生まれて契約農場で育っている雛:4ヶ月令が入ってきます。その後順次毎月4ヶ月令のひなが入る予定。ということで新鶏舎いっぱいに鶏が入るのは来年後半以降になる模様。  一度に大量に入れればスグにフル回転できるのですが、資金的都合により高価な鶏を一度に大量に仕入れることが出来ないので少しずつ、ということで。
ということで、たかはしたまごファンの皆様にはもうしばらくの間ご迷惑をおかけすることと思いますが、ご理解いただきますようお願い申し上げます、

本稿前号にも述べたように、今回の崩落事故は私の人生経験の中の、たぶん最大のトピックスであり、改めて多くの方々への  感謝  を想いめぐらし、そして、よくも悪くも、以下のことわざを思い起こすきっかけとなりました。

     天網恢々疎にして漏らさず。

私の心酔する・・・と言っても私などは爪のアカにもなりませぬが (*^m^*)・・・偉大な人、稲盛和夫氏の  宇宙の法則  のほんの一端が垣間見えた思いです。
この災害が  お天道様からのプレゼント  に思え、片桐産業さんそして彼をご紹介していただいた方との出会いも含め、ご先祖さまに感謝です。

                     合掌   高橋尚之

     (*)再放送:BS日本テレビ 西武線ぶらり途中下車の旅
1月21日PM7:00   全国放送

 


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