ようやく若鶏がはいりました。 あの悪夢から早くも1年。設計不備による手直し、職人さんの不足等で再建鶏舎、当初の竣工予定日より大幅に遅れておりますが、ようやく完成のメドが見えてきました。この1年の経過についてはこれまでの過去録に記した通り。そろそろ通常の更新内容に戻ります。 とはいうもののこの一年、No69 のような ブラッシュアップ作戦 を未だ行っておらずなかなか思うにまかせず、といったところ。そこで、日頃お客さまと接する中で気がついたことをつれづれなるままに・・・・・。 産卵日・賞味期限 改めて産卵日・賞味期限について。 リクツから考えれば 賞味期限 表示があれば十分なはずですが、それでもお客さまは産卵日表示まで求められる・・・それはたまごに対してのある種信頼を失ってしまっているからのように思えてなりません。現実に私どもの直売処にお越しいただくお客さまで スーパーのたまごは生で食べない と言われる方がなんと多いことか。そんなことはありません。流通が発達した現代、スーパーのたまごだって安心して生で食べられます。 (オイシサは別のモンダイ。) 養鶏業界全体で、皆さまに一つでも多くのたまごを食べていただきたく、さまざまなイベントを行うことがあるのですが、それは、生産者目線のものが多いように思われます。 前述のような たまごへの不信感 を払拭するには、消費者の目線に立って、安心・信頼を得るような方策を業界一丸となって考えることが肝要と考えます。 ・・・とまぁ、”業界の異端児” の私が云うことではありませんが・・・・・ (*^m^*) 合掌 高橋尚之 |