どこへ行った さち
数日前のはげしい雷でさちは飛び出していった。
少々の雷なら翌日もどってくるのだが、あの日は翌朝まで雷鳴がとどろいた。
雷への恐怖はさち特有のものだと思っていたら、どうも全ての犬に共通するようだ。
https://www.takatama.com/Nikki05.html#054
今にして思えば名札・TEL番号を付けておくべきだった。
前々から考えてはいたのだが、ついつい無精してしまった。
今ごろ何を思い何をしているのだろう。
必死になって帰路を探してさまよっているのだろうか。
ひもじい思いをしているのだろうか。
ごめんよ さち。 (涙)
帰れなくてもいい。
やさしい誰かに拾われ、幸せになってくれれば。
事故等で亡くなっているならそれでもいい。
さまよいながらひもじい思いをするよりは。。。
見つけることは宝くじに当たるより不可能に近いと知りながら、
そんな思いで毎朝周辺を探し回る。
とにかく人のこころが解る犬だった。
お客さまにも大人気の犬だった。
何からなにまで親のしろそっくりだった さち。
(養鶏日記 No.031 & 032 )
ごめんよ さち。
戻っておくれ。 (涙)
しろは9歳でてんかん発作で亡くなった。
さちはいま8歳9ヶ月、、、もうじき9歳。