No.063 飼料原料事情

 便-No.063(2008年9月7日号)前号でも記しましたが、数百メートル歩けるようになり、ようやくモチベーションが少しだけ復活してきました。

 

いままで、腰足痛でほとんど動けず、なにをするにも集中力が持てず、何も出来ない日々が過ぎて行く、、と言う感じ。 当然、病院へ行く以外はどこにも出かけることは無し。 こういう状態が続くと明らかに 情報感度 が鈍くなっていくのを実感する。 そして当然当サイト更新ネタもなくなり、放置プレイ 状態。 まぁ、いわば過放電状態。今から急速充電するも、どこまで回復するやらあまり自信はありませぬ。

というわけで復帰第一弾が前回の さち雷失踪事件。
メデタシメデタシ。

けれども、たまごを取りまく環境は日増しに厳しさが増しています。
ご多分に漏れず、飼料原料の、それも特に良質原料の価格急騰。 昨年11月にたかはしたまご価格改定をさせていただきましたが、すでにいっぱいいっぱい。
たかはしたまごは、《品質を落とすより値上げを》というありがたいお客さまに支えられておりますが、こうしたお言葉に甘えることなく、極力値上げは避けるべく懸命の努力をしております。

原料事情:
どれもがたまごのおいしさに関わる大切のものですが、
使用量から見たときに主原料といわれるトウモロコシ、一般飼料用は不安定ながらも高値のまま比較的落ち着いた動き。 しかし、たかはしたまごで使う遺伝子非組み替え品に関しては、将来的には数量確保すら悲観視されつつあります。
ついでおいしさの最重要要素、魚粉と油脂。
たかはしたまごで使う良質水産用魚粉(*?昨年急騰しそのまま高値のまま安定。しかし油高騰漁船不出漁等により先行き不透明。
さらにきびしいのは良質油脂。普通は“飼料用”といわれている、再生油(**)もしくは精油時後半に出来る油脂を使用。 わがたかはしたまごではとうもろこしの“バージン油”を使用しています。 このコーンバージン油、昨年から急騰し始め、未だにイキオイがとまらず昨年比2倍を超え、3倍超になるのも時間の問題かと。 ここで、“経営”を考えたとき“飼料用”が頭をよぎるのですが、やはりたまごの品質・お客さまのお言葉を思う時、品質を落とすことはできません。
その他たかはしたまご美味しさの源泉となる天然由来の純良微量成分原料も軒並み急騰。

こうした状況の中、安心してたかはしたまごをご愛用いただくべく、

《いままで以上に無駄を省き、しかし必要なものはいままで以上に十分に》

を貫くことに全力を傾注する所存です。

(*)一般の畜産用魚粉はたかはしたまご品質では使用できません。

(**)スーパー、外食産業等が食品に使用したあと廃棄したものを
精製した油脂。

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