No.070 感謝 そして再建・再起

 便-No.070(2014年11月12日号)


さら地となった状況

 
感謝 そして再建・再起

早いもの、鶏舎崩落から8ヶ月。
崩落を最初に目の当たりにした朝、一瞬ですが 廃業 という文字が脳裏に浮かびました。 しかし、いろいろな想いを抱えながら、関係機関等、多くのみなさま方のご声援・ご支援に支えられ、なんとか復旧作業に入り、先を見つめるゆとりが出てきた昨今。

  緊急の後片付けのため、翌日には。さらなる崩落の危険の中、
応援に駆けつけていただき、泥まみれ・雪まみれになりながら、
テキパキと作業を進めていただいた、近隣の方々・業者の方々、
そして社員・・・
茫然自失の私‥‥?? ただただ、見ていることだけしか出来
ませんでした‥‥。
その後の重機を使った本格的撤去作業も、まぁイロイロあり
ましたが、順調に完了。

ただただ、感謝 & 感謝!!です。

鶏舎は3棟のうち2棟が崩落。なぜか1番古い鶏舎だけが残りました。専門業者が設計・施工した2棟が崩落。 歪みが出たものの残った1棟は私の父が設計したもの。 その、残った1棟で営業中。 結果的に、父に:ご先祖さまに守られていたような気がしてなりません。
行政・金融機関・業者・近隣の方々・お客さま、そして社員、さまざまな方々の励ましに支えられ、なんとか今後前向きにやっていける自信が持てるようになりました。

そして、こうした経験はある意味不幸な出来事ではありましたが、私自身の人生経験の一コマとして、大変貴重な体験であったように思えます。

お天道様からのプレゼント・・・たぶん・・・

それもこれも、ご先祖さまのおかげです。
ということで今般多くのみなさまからお寄せいただいた、温かい、そして想いのこもった大切なお見舞金は、全て私の菩提寺に寄進することといたしました。

人は “生かされている”。

感謝の念と共に、そんな言葉を実感する今日このこのごろです。。

合掌    高橋尚之


基礎工事作業中

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