No.073 ようやく若鶏がはいりました。

 便-No.073(2015年2月20日号)

ようやく若鶏が入りました。
けれども設計ミスで通路の幅が広すぎました。
集卵作業に不便です。

 

  ようやく若鶏がはいりました。

あの悪夢から早くも1年。設計不備による手直し、職人さんの不足等で再建鶏舎、当初の竣工予定日より大幅に遅れておりますが、ようやく完成のメドが見えてきました。この1年の経過についてはこれまでの過去録に記した通り。そろそろ通常の更新内容に戻ります。  とはいうもののこの一年、No69 のような ブラッシュアップ作戦 を未だ行っておらずなかなか思うにまかせず、といったところ。そこで、日頃お客さまと接する中で気がついたことをつれづれなるままに・・・・・。

産卵日・賞味期限
昨年暮、たまご不足でパニック状態のある日TELにて問い合わせ。産卵日表示があるか??  当方ありません の応え。すると件のお客様突然ご立腹。曰く、”昨今産卵日表示は常識だ、ナゼ表示しない、ケシカラン、そんなたまごはいらん(`ヘ’#)”と、もの凄い剣幕。 とても説明を聴いていただける雰囲気ではありませんでしたので早々に退散。

改めて産卵日・賞味期限について。
一般市場のたまごは生産養鶏場から複雑な流通経路を経て小売店そしてお客さまの手に渡ります。そのような場合はお客さま目線からして、産卵日の表示も意味があるようにも思えます。しかし私どもでは、文字通り養鶏場直売。最長でも前日のたまごしかありません。そしてまた たかはしたまご は昨日今日産んだものよりも、季節にもよりますが、一週間~10日経ったほうがおいしくなります  更には、賞味期限につきましても、取りあえず三週間の日付ではありますが、条件さえ整えれば一ヶ月は十分日持ちします。
(詳しくはお問い合わせくださいませ。)
こうしたコトを鑑みた時、産卵日表示はあまり意味をなさないもの、と私は考えます。

リクツから考えれば 賞味期限 表示があれば十分なはずですが、それでもお客さまは産卵日表示まで求められる・・・それはたまごに対してのある種信頼を失ってしまっているからのように思えてなりません。現実に私どもの直売処にお越しいただくお客さまで スーパーのたまごは生で食べない と言われる方がなんと多いことか。そんなことはありません。流通が発達した現代、スーパーのたまごだって安心して生で食べられます。  (オイシサは別のモンダイ。)

養鶏業界全体で、皆さまに一つでも多くのたまごを食べていただきたく、さまざまなイベントを行うことがあるのですが、それは、生産者目線のものが多いように思われます。 前述のような たまごへの不信感 を払拭するには、消費者の目線に立って、安心・信頼を得るような方策を業界一丸となって考えることが肝要と考えます。

・・・とまぁ、”業界の異端児” の私が云うことではありませんが・・・・・  (*^m^*)

                             合掌   高橋尚之

設計修正:鶏ケージを柱から離す(通路幅を縮める)ため
補正金具を取り付ける。

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