No.060 ビジネスモデル

 便-No.060(2007年10月25日号)


写真;さちの近況; “いらしゃいませ” 看板ムスメです。
   10月24日たかたま店頭脇にて
   https://www.takatama.com/Nikki05.html#054

 ビジネスモデル

今月の養鶏日記でも述べたようにようやく完治の確信が見えるようになりましたが、この1年、思うように仕事が出来ず、鶏さんにも大変迷惑をかけてしまいました。 エサの内容は変わらないので品質面では全く心配ないのですが、管理不行き届きでエサを食べる量が減少気味で、産卵量も減ってしまいました。 たかはしたまごご利用のお客さまには多大のご迷惑をおかけしていますが、間もなく正常に戻るでしょう。 もう少しご猶予をいただきますようお願いいたします。

閑話休題:
先日TVでお米の生産、消費について取り上げていました。
消費量が減り続け価格が下がり、輸入米が増えてきてこのままでは、米農家が壊滅的打撃を受ける。
安い輸入米に頼るべきか、、それとも主食として国産を維持すべきか・・・みたいな内容。

“消費量が減り続け・・・・・・・・”
そうなんでしょうか??

私の知るところでは、消費者と契約をして、数十町歩の田んぼを借り上げ米作に励んでいる元気のいい農家がおります。 契約は年々増え続け、田んぼはいくらでも借りられるとか。
そして貸主(地主)さんも喜んでその土地の農作業に従事しているとか。
そして、その田んぼはとなりの田んぼとは比べものにならないほど元気、作柄がちがうとか。

 

こうなるまでは、言うに言われぬ苦労・努力があったと思いますが、消費者に受け入れられるお米の生産に成功しておられます。

もう一つの話:
先日TVで某女性タレントが精米したてのお米を初めて食べて、『お米とはこんなにおいしいものだったのか!!』と驚愕していました。
現在の流通体制では、お米の、“本当の美味しさ”は望むべくもありません。 またこのタレントさんのように “お米の本当のおいしさ”が実感できれば消費量はもっともっと増えることは確実と考えます。
ちなみにわがたかはしたまごでも最近新潟直送のコシヒカリを店頭で精米しお客さまにたいへん喜ばれています。

一方で、
先祖伝来の農地で懸命にお米を作る。 作ったものは必ず国が買い上げてくれる。
しかし所詮、国はヤクニン、売るための努力はしていません。 注文があれば出庫するだけ。 あの!、新潟コシヒカリも在庫の山とか。
売れないので税金を投入し転作奨励、さらには買い入れ価格引き下げ。だから高齢化農家に後継者がいなくなり先行き真っ暗。
売る方も、作る方も、どうしたら消費者に受け入れられるかを考え、工夫をしてる様子は微塵もうかがえません。

“消費量が減り続け…”と言っているだけではどうにもなりません。
食べ物の基本は “おいしさ”。
お米のおいしさをアピールすれば:出来るようになれば、まだまだお米の消費は伸びると信じます。
(安心・安全なんか当然のこと)

ちなみに、上述の番組では、外国の精力的ブローカーが、ある日本の農家のお米を海外に持っていき好評を博している様子を伝えていましたが。。。。

たまごの場合販売に関して国の関与はありませんが、
なんだかビジネスモデルとしては、旧来の鶏卵業界とどこか類似点???

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