ホリエモン雑感
・ある政党では昨年の選挙の際“国民はバカだから”の彼のひと言で推すのを止めた。
・買収された社員の話:会社の状況などはほとんど興味を示さずもっぱら株の買収話
だけだった。
・彼自身曰く、自分のルールを作れ。そうすればその中で自分が 神 になれる。
・大臣など頼まれてもやる気はない、やるならアタマ(総理大臣)だけだ。
・社員の話;挨拶をしても返事もない、ただパソコンと向かい合っているだけ。
・入社、退社の挨拶もメールだけ。 毎週のよーに何人かが退社。
・会社の平均勤続年数は一部の上層部を除けば2年未満。
・以前から彼を知る人の話;会社設立当時は彼も一生懸命営業に歩いていたんだが。
以上はホリエモンの人物像を表す最近のTVの報道(順不同)。
次々と明るみに出る報道によれば、自分の欲望:時価総額世界No.1`のために世間を欺いたことは逃れられない事実の様子。 株価さえ上げれば、株主も自分の欲望も満たされ誰にも迷惑をかけていない、というのが彼の主張のよーですが、実業を伴わない株価だけの上昇が 蜃気楼 のような虚業でしかないことも、子どものころから神童と言われていた優秀な彼にはわかっていたはずです。
・チョッとアタマを働かせると、労せずしておもしろいように儲かる。
・側近は同年代のものばかり。
・自分のルールで、自分が 神 となり暴走を戒める人がいない。
このよーな環境の中のこの事件、やはり欲望に負けてしまったのでしょうか。
しかし、起こるべくして起きたように思えます。
もし同年代の私がこのような状況に置かれたとき(平々凡々の私にはこのよーな大それたことはとても出来ませんが)、私自身彼と似たようなことにならなかった、と言い切れる自信はありません。
アタマが良すぎ、若さ故の暴走であり、抑える人がいなかった彼の悲劇ではありますが、人々に、従来の常識にとらわれず、ある種“夢” を与えた なんでもやってやろう というあの心意気は失いたくないものです。
というわけで、たかたまも今年は新たな試み・・・・?
しかし、ヒト一人が死(自殺?!)んでいるこの事件、政界との関わりもとりざたされて“彼の欲望による暴走事件” だけではなく、なにやら政界疑獄事件に発展しそーな気がするのは私だけでしょうか・・・・